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雑談的にあれこれと

●昨日、筑紫哲也さんが逝去。氏の業績に関しては私などが今更書き綴るのもおこがましいので、今宵は氏にまつわる個人的な思い出を記したいと思います。

●大学生の頃、それほど親しかったわけではないけれど、O君という友人がいました。彼は筑紫さんの強烈な信奉者で、いつも、
『俺はさ、筑紫さんみたいな新聞記者になりたいんだよ』
と口にしていました。ちょうど筑紫さんがテレビ朝日の『こちらデスクです』に出演されてた頃かな。

●私も筑紫さんは好きでしたが、当時はまだ、それほど強く氏を意識していたわけではありませんでした。私が氏に深く傾倒していくのは、その後、『朝日ジャーナル』の編集長になられた後だったと記憶します。あの頃の『朝日ジャーナル』は面白かった。頭の悪い大学生だった私は、同誌を一種のサブカルマガジンとして楽しんでいたわけです。まあ、馬鹿な大学生とはそんなもんです。

●で、そのO君です。大学時代のある日、授業をサボって昼のワイドショーをぼんやり眺めていたら、突然、O君が画面に登場。ちょうど長嶋茂雄さんが読売の監督を解任された頃で、確か、長嶋ファンの集いみたいなイベントを取材した報道だったと記憶します。長嶋さん本人も出席されて。

●画面では、O君が泣きながら、自分がいかに長嶋ファンであったか、いかに長嶋さんに影響されて生きてきたかをご本人に告白しているんですね。私は、何か胸に迫ってくるものを感じましたよ。長嶋さんにしても筑紫さんにしても、私は他者に対してそこまでの思いを持った経験がなかったから。

●O君とは大学卒業後、一度も会っていないし、彼が念願の新聞記者になれたのかどうかも知りません。が、私は筑紫さんの訃報に接して、まず彼のことを思い出しました。筑紫さんが彼岸へ旅立たれ、長嶋さんが表舞台から去った今、彼は、どんな思いを持っているのだろう。そんなことを考えました。機会があれば、また一緒に酒でも飲みたいものです。お互い、おっさんになってしまいましたが。末筆ながら、衷心より筑紫さんのご冥福をお祈りいたします。合掌。

●赤坂真理さんより、『モテたい理由』(講談社)を送っていただきました。赤坂さんありがとうございます。ご丁寧なお手紙まで同封していただき、恐縮しております。
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[ 2008/11/08 02:05 ] 日常生活 | TB(-) | CM(-)
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松井計のプロフィール

松井 計

1958年7月5日生まれ。大学卒業後、英語講師、古書店店主などの職を経験。1995年7月短編戦記小説集「血戦! 帝国艦隊進撃ス――零戦隊激闘記」を松井永人名義で刊行、文筆生活に入る。2001年幻冬舎より刊行した「ホームレス作家」から筆名を本名に戻し、以降は松井計の名前で活動、現在に至る。趣味は野球、酒、猫。社団法人・日本文藝家協会会員。

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