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明けましておめでとうございます

正月

 新年明けましておめでとうございます。旧年中はご愛読を賜り、誠にありがとうございました。本年も、旧に倍するご支援を頂戴できれば、これに優る喜びはありません。

 昨年は、都の青少年保護条例問題、ウィキリークスによるアメリカ公文書の流出問題、海上保安官による尖閣ビディオのYuoTubeへの公開問題、警察の極秘資料の流出と、それに伴う同文書の出版問題等々、言論と表現に関るニュースが目立った一年だったと私は考えます。

 それは、ある意味では、<言論・表現の自由>が危機を迎えている時代だと言い換えることができるかもしれません。私は、作家として、表現者として、言論人として、<言論・表現の自由>は何にも増して、守られなければならないものだと考えております。

 特に、都の青少年保護条例の問題は深刻だと考えます。これは、明らかに<権力による言論への介入>であり、ほかの事件とは根本的に趣を異にしています。更に、この問題では、テレビメディアにおける石原都知事の暴言は目に余るものでしたし、ツイッターにおいての、猪瀬副知事の発言も、哀しくなるほど非論理的な暴言でありました。就中、<負け犬>などと、表現者や都民を<犬扱い>する発言に触れた時、都民として私は、情けなさ以外のどんな感情も持つことはできませんでした。

 今の東京は知事が作家=表現者であり、副知事の一人も同じく作家=表現者であるという、歴史上、極めて稀な体制の時代です。そんな時代に、<言論・表現>に権力が介入する条例が成立してしまったという事実は、まさに歴史の皮肉というほかありません。

 しかし、そうであって尚、私は状況を楽観してもいます。角川書店の宣言を出発点として、コミック10社の会が今年春の、「東京国際アニメフェスティバル」への参加を辞退し、漫画家の川崎のぼるさんも同フェスティバルにおける表彰を辞退なさいました。
 このように、言論・表現の立場からの激しい反発・直接行動がある限り、私はこのまま、<狂気の為政者>主導での言論統制社会がやってくることはないと考えています。そこが戦前とは違っているところで、それだけ、言論機関も表現者も成長しているのだと信じます。むろん、私も、言論・表現の自由のためであれば、徹底して戦うことを厭いません。

 以下、私事。私は、本年も小説とノンフィクションの2分野で活動するつもりですが、年明けにはまず、「土方歳三・北海の剣」(青樹社・1998年)以来13年ぶりとなる時代小説を発表する予定です。これにつきましては、近々、詳細を告知させていただきます。また、ここ数年、ずっと取材を続けてきたノンフィクション用のある材料も、今年は何とか形にできれば、と考えております。こちらのほうは、まだ少し、時間が必要かもしれませんが。

 最後になりましたが、読者諸賢にとって、今年一年が、実りある一年になりますように!
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[ 2011/01/01 00:00 ] 日常生活 | TB(0) | CM(-)
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松井計のプロフィール

松井 計

1958年7月5日生まれ。大学卒業後、英語講師、古書店店主などの職を経験。1995年7月短編戦記小説集「血戦! 帝国艦隊進撃ス――零戦隊激闘記」を松井永人名義で刊行、文筆生活に入る。2001年幻冬舎より刊行した「ホームレス作家」から筆名を本名に戻し、以降は松井計の名前で活動、現在に至る。趣味は野球、酒、猫。社団法人・日本文藝家協会会員。

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